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プロフィールなんてたいそうなものでは無いのですが、図々しくも僕が自転車にはまったきっかけなぞを。
僕が自転車にはまったきっかけはTOKIOの『鉄腕ダッシュ』です。ちょうど10年くらい前、『電車と自転車どっちが早いか?』みたいなコーナーで、リーダーの電車と長瀬の自転車で千葉から東京までの競争をしてたんです。
その移動距離なんと100km。
「100kmって自転車で走れるの?」と思って見ていたのですが、長瀬は走りきったのです(ちなみに電車にも勝った^^;) それを見て「すげーなー、長瀬」としびれちゃったんですねぇ。今思えばやらせかもしれない し、先導車あり+サポートありのいたれりつくせりの状態でしたけど。
しか~し!! いつまでもしびれてる僕ではありません。その後すぐ「長瀬に出来て俺に出来ないことは無い!」と、勝手なライバル心をメラメラと燃え上がらせたのでした(笑) 。
その頃の僕は、仕事を辞めて2ヶ月くらいで『金はないけど、時間と体力はたっぷりある』という状態。退職前にビックカメラでフルサスATBを買って近所を 乗り回していたので、自転車の楽しさには気づいていました。が、100km走るなんて全くの想定外。良くて23区内くらいは自転車で行けるなというくらい でした。
そんなダメ人間生活をしていたある夏の夜。昼寝したので0時を過ぎてもまったく眠くなりません。しばらくTVを見てましたが、いいかげん飽きてきました。で、ふと思い立ちました『そうだ富士山行こう!』と。
思い立ったが吉日。すぐに着替えて出発です。
富士山までは車で何度も行ったことがありますので道は分かりますが、自転車では初めてです。距離感も時間も全く見当がつきません。甲州街道をひたすら下り方面に走りますが、府中付近でケツが痛くなり、大垂水は歩いて上り、上野原で朝日を見ました。
そこから先は記憶がうっすらとしか無く・・・ただただ、しんどかったことしか覚えてません。ここまで来たら行くのも地獄、戻るも地獄。同じ地獄なら行ってしまえと開き直りもしましたけどね(笑)
何とかかんとか河口湖までたどり着いたところでバタンキュー。湖畔の公園で倒れてしまいました。しかし、今まで経験したことが無いくらいの達成感・充実感で満ち溢れていました。「ここまで自転車でホントに来たんだーっ! すごいぞ、オレ!!」としばらく横たわってました。
しばらく経って少し落ち着いたら、行きがあれば帰りもあることに気づいてしまいました(泣)。自転車を置いて電車で帰ろうとも思いましたが、お金が無いので結局自走で帰りました。そりゃもう大変でしたが。。。
尋常じゃないケツの痛み。ガマンしきれずコンビニのトイレで肛門をさわったら、何かペトペトするものが出てました(!!)。その時のショックと言ったらありません。「何これ。何か出てる!」こんなの生まれて初めての体験です。(幸い、今はすっかり鉄のケツになりました。) その後も、ケツだけでなく体中の筋肉・関節の痛みに耐え、何とかかんとか自宅まで帰ることがました。
翌日体重を量ったら5kgやせてました。首から下が全部筋肉痛でした。手の豆がつぶれてました。
この時、体はボロボロでしたが気持ちは充実していました。往復200kmちょっとの自転車旅。今までだったら絶対やらないし、できなかったです。それが出来た。これはすごい。
この時から、「やってやれないことはない。やれないのは気持ちが足りないから。やろうと思えば何でもできる。やりとげる気持ちさ えあれば、どんなことでも達成できるんだ。」と妙な自信がつきました。
体一つ、自分の力だけで移動する。どこでも行く。どこまでも行く。バカと言われようが、無茶だと言われようが、自分の行きたいところに行く。(最近は恐さも覚えて、リスクをとることを覚えました^^;) 道中は癒され、道後は旅の達成感に充実し、一回り成長した自分に満足する。
いつまで続けられるか分かりませんが、体が動く限りどこへでも行きたいと思います。
東海道中1DAYライド |
雨の仙台一人旅 |
勝手に富士ヒルクライム |
東京~直江津1DAYライド |
夏の信濃路 |
1都5県を駆け抜ける「ぶどう峠」 |
伊豆半島縦断 |
道志みち~松姫峠 |
諏訪圏サイクルマラソン |
日本三大峠の一つ 「雁坂峠」 |
碓氷峠と峠の釜めし |
箱根2005 |
富士山2004 |
箱根2003 |
夏がくれば思い出す「尾瀬」 |
本州横断 東京~佐渡島 |
初ロングライド 富士山2000 |
関東甲信越
(ちなみに僕は、「東京より下」と「東京から群馬くらい」と「群馬以上」で3分割して使ってます)