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東京発★自転車ツーリングの模様をご紹介。 目指せ 全国制覇!!
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■鬼の居ぬ間に・・・リベンジ!

前回のレースで勢いがついた6月中旬、人生初の一人旅に行くことにしました。ホントは、奥さんが友達と温泉旅行に行くので自分もどこかに出かけたくなり、いつものU氏を誘ったら仕事でNGだったので、結果的に一人旅になっただけですが・・・マップ

どこに行こうかあれこれ考えた結果、今回のテーマは「リベンジ」ということに。道志みちから山中湖へ向かい、1泊して大月から松姫峠で帰ることにしました。どちらも以前コテンパンにやられらたルートです。軽快ロードに乗り換えた今回こそは、楽々クリアしてやる!と青い炎を燃やします。

唯一心配だった天気もどうやら「くもり」で、何とか大丈夫そうです。激安で宿泊予約高低図できる「トクー」で宿を予約します。今回は忍野の宿で素泊まり3500円。(激安!!)早速、荷物をまとめ早めに就寝。5:00に起床すると天気はOK。パパッと支度をして5:30に出発です。



■快調・快走・絶好調だったのに・・・舐めたらアカン?

高尾山の駐車場で休憩中さすがに早朝なので車が少なく快適です。相模湖まではいつも通りのルートを進みます。以前は相模湖から津久井回りで道志みちに入りましたが、藤野で日蓮入り口の交差点を左に曲がり、県道76号線(山北藤野線)を経由して道志みちに入ることにしました。こちらの方が走りやすそうと踏んでの判断です。
結果は・・・大正解!アップダウンはボチボチ、峠みたいな坂はありません。車はほとんど通らないし、道はきれいだし、途中にダムがあったりして。こんないい道が近くにあったなんて!

静かな山道。サイコーです!ここを走るときの注意を一つ。日蓮入り口の交差点を曲がって橋を渡ったすぐのところにコンビニがあります。この先道志のドライブインまで自販機もロクにないので、ドリンク&食料などをまともに調達できるのはここが最後になります。ご注意を。

心洗われる静かな山の中を気持ちよく進むと、道志みちに合流します。一瞬、イヤーな記憶が呼びおこされます。が、道端で寝たポイントやそば食べた後に爆睡したドライブインを軽快に通過します。基本的に上り基調なのに足が軽い!「今までの俺じゃないぜ」的な勝手な自信がふつふつと湧いてきます。

快調に進み、道志の道の駅で休憩にしました。ここはいつ来ても気持ちのいい場所です。この日も人がいっぱいでした。しかし、のん気でいられるのも今のうち。道志みちはここからが本番です。山伏峠までの道はカーブが少なく、どーんと一直線の坂道が多いのです。果たして、今日の第一リベンジは・・・

ダメでした ○| ̄|_。

進んでも進んでも進んだ気がしない坂に気持ちがそがれ、坂の途中でダウンしてしまいました。くやしー。ここは、カーブの向こうに杭や大きな太鼓(?)が見えたら、峠の頂上になります。それを目標に次こそは一気にクリアしたいところです。

道の駅どうしでちょっと一息山伏峠までもう一息だったのに・・・残念山中湖に到着です






峠をクリアしたら、あとは山中湖まで一直線に下り、13:30ごろ湖畔に到着しました。5:00に家を出たので、8時間で着いたことになります。これまでの最短タイムだったので、自分の中ではとりあえず満足です。
山中湖畔でちょっと昼寝をし、忍野の宿へ。
前日にトクーで予約したのですが、素泊まり3500 円なら十分過ぎ!ほとんど貸し切り状態の温泉に入って、ご飯を食べ、缶ビールで一人晩酌。ゴロリとしてTVを見てたらいつの間にか寝てました。たぶん20:00頃?
で、起きたのがまだ薄暗い朝の4:00。朝風呂に入って気分爽快。興奮して寝てられません!

■リベンジ 2日目

高低図宿をAM5:30に出たのはいいのですが、都留まで霧がものすごくて怖かったです。こんな時間に自転車で走っているのは自分だけかと思ったら、結構ローディー達とすれ違いました。みんな朝早くから頑張ってますね~♪もちろん僕も負けてられません。今日は松姫峠アタックです。大月で「小菅37km」の標識に従って左に曲がります。ここから、今日のメインイベントのスタートです。

スタート直後の岩殿山の急坂以降は、どちらかというとのんびりした感じの山あいの道が続きます。ロードに乗り換えたおかげで、しんどさはここまで全くありません(見栄ではありませんよ)前回はヒィヒィ言って走ったところをスーッとクリアです。

遠くにダムが見えてきました上和田を過ぎ、ややしんどくなってきたところで不思議なことに気づきました。「あれっ、道が違う?」そうなのです。前回と道が違うのです。不思議な気持ちで先に進むとダムが見えてきました。どうやらダム工事によって道が変わったようです。(葛野ダムというらしいです。)ちょうど松姫峠まで半分くらいと思ったので、ダムの敷地内のベンチで休憩にしました。山の中の静かな時間は、とても贅沢な気持ちにさせてくれます。

橋の上で休憩していると、バイクのおじさんが話しかけてきました。そう言えば高尾山で休憩したときもドライブ中のお父さんに話しかけられました。こちらも一人なので話しかけやすいようです。たあいも無い会話ですが、これも「ぶらり・一人自転車旅」の楽しみの一つですね。


■「なんじゃこの峠はっ!」

だめだ・・・バイクのおじさんを見送り、自分も出発です。思えばここまではまだまだ序の口で、ここから先が本番でした。先ほどまでとは明らかに坂の角度が違います。巻いて巻いてどんどん上に進みます。
しかし、いつになっても終わりが見えない・・・日もすっかり昇り、気温も急上昇、僕の体温も急上昇です。アゴからポトポト落ちる汗を見つめながら必死にこぎます。
「あと一つ。次のコーナーまで。」と言い聞かせながら、何とか頑張ったのですが・・・

とうとうここでもダウンしてしまいました。「アホかっ!なんじゃこの峠はっ!」と吐き捨てながら、自転車から転がり落ちるように・・・悔しいですが、これが今の自分の力です。
これまた次回のリベンジにかけたいと思います。

松姫峠に到着!しばしの休憩の後、気を取り直して再スタートし、なんとか峠頂上に到着。久しぶりの石碑の前で記念撮影です。
1日目同様、今日もリベンジ達成ならずで残念&悔しいですが、それはそれ、これはこれ。頂上に着くと、達成感・充実感で一杯です。少なくとも今回は一人でここまで来たのですから、その行動力に自分で自分を褒めてあげました♪

峠からは、ずーーっと下りです。奥多摩湖周辺はさすがに自転車野郎たちで一杯でした。ソロの人から集団まで、自転車乗りがわんさかです。そんな中、30代後半ピナレロ+50代前半コルナゴの”リッチガイ”ペアに話しかけられました。

「今日はどこからですか?」
「今日は忍野から。昨日家を出て忍野に泊まったんですよ。で、小菅通ってここまで。」
「それはいいですね。家庭があると、なかなかそういうことできないですからね。どうでした?」
「いやー、今回が2回目なんですが20km以上ずっと上りなので、やっぱりしんどかったです。」
「それはきつそうだなぁ。和田(峠)とどっちがきついですかねぇ?」
「タイプが違いますからねぇ。難しいですね。ところで、どちらからいらしたんですか?」
「横浜から。今朝家を出て、多摩サイ通って立川まで。そこから五日市街道通ってきました。」

横浜から奥多摩!?っていったい何kmあるの?一日で横浜~奥多摩間往復の方がすごいんじゃないか・・・金に物言わせてる何ちゃって自転車乗りじゃなかったのね。すみませんでした。

暗雲垂れ込める奥多摩湖奥多摩湖からもずーーーっと下りです。新青梅街道は車が多いので本当は走りたくないのですが、最短ルートなので仕方ありません。さすがに遠回りしてまで安全な道を選ぶ余力がなくなってきています。とは言え、細心の注意を払いながらなんとか自宅に到着しました。

初めての自転車一人旅ということで不安もありましたが、終わってみれば新鮮な気持ちで走れた良い経験になりました。また、チャンスがあったら一人旅にチャレンジしたいと思います。


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