忍者ブログ
東京発★自転車ツーリングの模様をご紹介。 目指せ 全国制覇!!
[23]  [15]  [21]  [16]  [24]  [25]  [26]  [28]  [29]  [30]  [31
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

■しっとり静かな修善寺の朝

橋の上で明けて翌朝4:30頃。せっかく来たのだからと周辺を早朝散歩しました。昼間は観光客でいっぱいになると思いますが、さすがに時間が早いため人も少なくしっとりした雰囲気です。

宿から徒歩5分の修善寺を起点に、赤い欄干の虎渓橋(こけいきょう)から桂川を眺め、「独鈷(とっこ)の湯」に足をつけ、「竹林の小径」を通ってきました。修善寺の観光名所ひとめぐりです。宿に戻って朝風呂に入り、さらに気分爽快です。どうやら今日はいい天気になりそうです。

修善寺川の風景朝の修善寺修善寺川




■いよいよ「天城~越~え~♪」

さぁ出発です今日は天城峠を経由し、下田から西伊豆を回ってここまで帰ってくる予定です。8:00頃出発し、下田に向かう車で渋滞している136号を避け、136号に平行して走る県道349号を進みます。ここは本当にいい道です。地元のロードレーサー達にも何人か会いました。

快適に走れる県道は湯ヶ島手前で下田街道(414号)に合流します。この辺には、道沿いのあちらこちらにわさび田があります。わさびは水がきれいなところでないと作れません。ので、当然のことながら水がきれいなんでしょう。そう思ったら、あちこちの側溝に水がたくさん流れていて、中にはあふれている所もありました。

わさび田を横目にゆるやかな坂を上り、『道の駅 天城越え』で軽く休憩します。ここまで来たら天城峠はすぐそこです。「もうひとふんばり!」と自分に言い聞かせながら走り続け、やっと大きな橋と大きな看板が見えてきました。ここが天城トンネル入り口です。
ここで記念撮影をしながら、後続の2人を待つことにしました。橋のたもとの階段を下ると、散策道に入ります。散策道は川沿いにずいぶん続いてるようです。幸い(?)今日は誰もいませんでしたが、オンシーズンには散策するハイカーでいっぱいになるのでしょうね。

天城トンネル入り口に到着!遊歩道入り口の階段で天城トンネルまでの緑の道






遅れてきた2人がやってきたので、いよいよ天城トンネルへ向かいます。舗装はされておらず、踏み固められたじゃり道です。ロードでも何とか走れるくらいですので、ここはゆっくり慎重に進みます。自動車も時々通りますので、その点も注意が必要です。

ゆっくり慎重に、周りの景色も楽しみながら15分程進むと、トンネルに到着しました。映画でみたことがあるあのトンネルです!石を積み上げた外観に、暗く湿った雰囲気。さすがに時代を感じさせてくれます。
皆さん記念写真を撮っているので、他聞にもれず僕たちも記念撮影♪で、いよいよトンネルを通って反対側へ向かいます。中はとても涼しく、ヒヤッとした空気で寒いくらいです。
トンネルの長さは400m程。自転車ではあ っという間の「天城越え」でした 。

天城トンネル天城山隋道Iさんも間に合いました!





■西伊豆もやっぱりしんどかった

無事天城トンネルを越え、ループ橋をぐるっと回り、一路下田に向かいます。が、残りの行程と時間を考えると、どうみても今日中に修善寺付近まで戻るのは厳しそう・・・ということで、急遽ルート変更し、石廊崎見物はあきらめ箕作から県道15号に入り松崎方面に向かうことにしました。こういう時、気心知れた大人のメンバーだと話が早くてとても良いです。急遽ルート変更しましたが、このルートがまたまたGood。車は少ない、ほどよいアップダウン、山の中の雰囲気とすべて二重丸でした。

松崎に到着後、「せっかくここまで来たのだから海の物を食べよう!」と自転車旅ではめずらしくきちんとご飯を食べることにしました。僕はイカの沖漬け定食にしたのですが、これがまたでかい!ガツンと丸ごと1杯です。もちろん、味も良いです。絶妙な塩加減が食欲を増進させてくれます。汗をかいた体にしみ込みます。これでビールがあればパーフェクトですが・・・ぐっとガマンです。

izu_023.jpgお腹いっぱいになったところで、駿河湾を左手に眺めながら、堂ヶ島、土肥港、恋人岬とがんがん進みます。一日目と同様、そこそこのアップダウンの繰り返しです。さらに短いトンネルが断続的に続きます。足と精神に疲れがぐっと溜まります。伊豆半島をなめてました・・・反省。

土肥で国道136号に入り、伊豆半島の中心方向に向かいます。これも1日目と同様ですが、伊豆半島の中心に向かうには一山越えなければいけません。ここまで200km以上走った足には、結構こたえます。

海沿いをひた走ります!特にMTBのI氏はボロボロです。今夜の宿の手配が必要なため、IさんのフォローをUさんにまかせ、一人先に行くことにしました。よく言えば大人のチームプレー、悪く言えば自分勝手なボクです。(後で聞いたら、ひざの痛みやディレイラー不調もあって本当に大変だったとのこと。お疲れ様でした。)

一人先に向かった僕は、17時ごろに修善寺に着いたものの、どこも宿が一杯で空室無し・・・ 急いで隣の伊豆長岡まで向かったものの、こちらも全滅。そうこうしているうちに暗くなり、すでに19時過ぎ。。。

すっかり暗くなってしまった伊豆長岡駅「三島まで行けばビジネスホテルくらいあると思うけど・・・ 結構距離があるし・・・」と考えていると、後続のIさんから「修善寺と伊豆長岡の中間地点くらいのビジネスホテルを確保した」と連絡が入りました。
「でかした!」と喜び、急いで向かう一方「はて、その辺にホテルなんかあったかな?」と新たな疑問が。到着してみると、そこにあったのは「ホテルピース」つまりラブホテル。


聞けば、『看板には「ラブ&ビジネス」と書いてあった。ビジネスならば3人1部屋でもいいだろう、もちろん追加料金は払うから』とIさんが交渉したとのこと。初めは驚いていたフロントのおばさんも、Iさんの説得により理解してくれたらしいです。
「今日はもうこれ以上走りたくない!」という必死の思いで説得したとのことですが、それにしてもすばらしい行動力&交渉力です。Iさん、ありがとう!

そんなこんなで、しんどい一日もなんとか無事終了。今夜も向かいのラーメン屋で晩飯を取り、部屋に戻ってグダグダしてるうちに、いつの間にか寝てました。あー、疲れた~。


PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
必携グッズ
自転車トラブル解決ブック
ツーリングに必要なメンテナンス方法がギュッと詰まっています。コンパクトサイズなのでツーリングに携帯してもジャマになりません。安心の1冊です。


ツーリングマップル
関東甲信越

立ち寄り湯や道の駅も載っていて、ものすご~く重宝します。ただし、このまま持っていくと重いので2~3分割するといいです。
(ちなみに僕は、「東京より下」と「東京から群馬くらい」と「群馬以上」で3分割して使ってます)
レコメンド
にほんブログ村 自転車ブログへ
自転車・ツーリングの人気ブログが見られます。



Copyright © TOURING REPORT All Rights Reserved.
Powered by Ninjya Blog / ブログテンプレート by naminorito
忍者ブログ [PR]