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■いざ伊豆半島へ
僕とUさんがロードに乗り換えて最初の夏ツーリングです。今回は「今まで以上にガツンと遠くへ!」をテーマに行き先を検討。でも、子持ち&MTBの Iさんも参加予定なので、その辺も考慮しなければなりません。結果、藤沢在住の I さんに有利な箱根方面、さらにその先の伊豆半島を周遊することにしました。実は、昨年ドライブに行った時に「来年はここにしようかなぁ」とおぼろげながら考えていたので、僕の目論見どおりです(`ー´)。伊豆といえば、熱海に伊東に石廊崎、「天城越え~♪」の天城峠に「伊豆の松島」と言われる堂ヶ島と、観光名所をあげれば切りがありません。
全部を回るのは日程的に不可能なため、絞りに絞ったのが上図のルートです。
藤沢まで輪行し、伊東近辺から半島内地へ向かって修善寺泊まり。翌日は、414号線を南下して石廊崎まで行き、西伊豆の海岸線を北上して三島まで。3日目は箱根を越えて藤沢帰りという計画です。我ながらパーフェクトな計画です。(実は石廊崎には行けず、2日目は三島までも行けませんでした。。。)
■意外にエグいぞ伊豆半島!
待ちに待った当日は微妙に心配な曇り空・・・ですが、とりあえず藤沢に集合し伊豆半島に向かって出発です。しかし、藤沢を出発し小田原の手前辺りまで来たのですが、どうもリアディレイラーの調子が悪い。。。ので、セオサイクル小田原ダイナシティ店に立ち寄って、ちょっとみてもらいました。その間2人を待たせてしまったのですが、文句も言わずつきあってくれます。なんだかんだ言ってもいい人達です。
自転車の調子も良くなり、気を取り直して先に進みます。途中、パラパラッと小雨が降りましたが、すぐに止みました。これも自称・日本一の晴れ男の神通力です(ありがとう、Iさん)
小田原から先、熱海方面は初めてなのでワクワクします。海沿いの道はさぞ気持ちよく・・・と思ったら、いろんな意味で想像を見事に裏切ってくれました。
海沿いを走る135号は、真鶴道路入り口まで路肩がほとんど無い上に交通量が多いので、自転車にとっては最悪です。途中から道が分かれ内陸に逃げられますが、こちらは結構なアップダウンの繰り返しです。海沿いというより、山の中を走っているみたいです。これはこれで楽しいので良いのですが、どうも期待と違った感じでした。真鶴道路の終点付近まで来ると道幅が広くなり路肩もそれなりにあるので、比較的走りやすくなります。
湯河原から先は快調に飛ばしてあっという間に熱海に到着。時間も13:00過ぎとちょうど良いので昼食休憩にしました。
と、その前に、せっかくなので記念撮影。観光客に交じって、「お宮の松」や「貫一・お宮の像」をパチリパチリ。
そうそう、湯河原や熱海には、思った以上にたくさんの海水浴客や観光客、しかも若い人達が多くてビックリしました。ひなびた温泉街で年寄りしかいないと勝手なイメージを持っていたので・・・どうもすみません。
■突然の雷雨にもめげず、修善寺へGo!
熱海で昼食を取って14:00頃。予定よりもやや遅れてしまったため、少しだけペースをあげて伊東方面に向かいます。実は、網代手前で県道80号に入り半島内部に行くのが一番近かったのですが、右折ポイントを見逃してしまい宇佐美まで行ってしまいました。結果的には合流するので問題ないのですが、、、僕以外にルートを把握している人間がいないのが問題です。宇佐美で右折して県道19号に入ります。思えば、ここが本日のメインイベントでした。
いきなり険しい峠道、結構な勾配です。伊豆半島は意外にエグいです。さらに、遠くの方から「ゴロゴロゴロ」と雷鳴が・・・と思ったら、雲がどんどん厚く、黒くなってきました。「やばいっ!こんな山の中で雷雨に打たれたくない!」とにかく必死にこぎます。カーボン・ロードのUさんは、さらに必死だったことでしょう。(なにせカーボンですら!)
ポツリポツリととうとう雨が降って来た時、伊豆スカイライン 亀石峠IC が見えてきました。なんとか間に合ったようです。IC近くの物置小屋の軒先に入ったとたん、ドバーッとバケツをひっくり返したような雷雨になりました。しかし、ここにいるのは僕一人。あとの2人はまだ峠の途中です。待つこと15分程、ずぶぬれのUさんがやってきました。あれれ?Iさんがいません。どうやら別行動だったようです。
現地の宿案内所で宿泊手配をするつもりだったので、修善寺には17:00までに着きたいところ。この時点で16:00過ぎだったため、雨が弱くなったのを見計らって「先に行って宿の手配をする」とIさんにメールをし、先に進むことにしました。
修善寺駅について駅前の宿案内所で民宿を予約。無事取れて、ほっと一安心。駅前で40分ほど待つとIさんも到着し、久しぶりに全員集合です。Iさんはどうやら途中で道を間違えて伊豆長岡の方に行ってしまったようでした!?
ともあれ、全員そろったところで民宿に向かい、ひとっ風呂浴びてさっぱりします。小さいながらも露天風呂がついていて、とてもいい感じの宿でした。
さらに、夕食を食べに外に出たら公園に出店が出ており、道沿いには射的やスマートボールなど昔懐かしいお店がにぎわっています。レトロ感がたまらない雰囲気です。
とりあえずここまでは結果オーライ。かなり満足度の高い一日でした。
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