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■3度目の正直!? またまた新潟へ
初めて新潟行きに挑戦したのは、2001年の夏でした。あの時はTREKのMTBで、ろくに準備もせず勢いだけで挑戦したのでした。(今思い出しても、無茶したなぁと思います。。。) 結果、新潟にたどり着いたものの、途中2泊してやっと到着しました。2回目の挑戦は去年のゴールデンウィークです。自転車をロードに乗り換え、長距離にも慣れたところで挑戦しました。(慣れたといってもまだ不安が残って いたので、1泊2日のスケジュールでしたが。) この時は最適ルートを調べ、高低図も確認し、準備万端(のつもり)で望んだのでした。しかし、自転車の調 整不足によるパンク、メカトラブルなどが発生したため、泣く泣く途中で中止し富岡から帰宅したのでした。
そして3度目の今回、さらに長距離にも慣れ200km程度なら一日で走れるようになりました。ルートもさらに精査し、タイムテーブルも(ざっくりですが)作成、メンテも我ながら腕をあげ大抵のトラブルなら自己解決できるようになりました。
初めて新潟ツーリングに挑戦した時に「1日で新潟まで走るレースがある」と聞いた時から「1日で新潟まで行くなんて、すごい奴らがいるもんだ。いつかは自分も行ってみたい。」と思いこがれていましたが、まさに今その時が来ました。
2008年5月4日AM4:30に自宅を出発しました!
●東京出発 走行距離:0km 4:30発
まだまだ真っ暗な中、出発。朝が早いこともあり、254号を走る車の数は少なくとても走りやすかった。ゴールデンウィークも終わりに近づき、Uターンラッシュが始まる頃だったことも影響してるかも。
●川越 走行距離:25.5km 5:30着 5:35発
小一時間ほどで川越に到着。254号と16号の交差点で、おまわりさん3人と若者2人が何やら話していた。信号待ちの間耳をダンボにして聞くと、どうやら酔っ払い同士がケンカしているとの通報があり、おまわりさん3人がやってきた様子。 朝からご苦労様です。
コンビニで5分ほど休憩。軽く屈伸。疲れをためないために、短い休憩をこまめに取る&信号待ちで肩・首回す作戦で行くことにしている。
●嵐山 走行距離:50.8km 6:20着 6:50発
東松山辺りから徐々に上りになってきた。10分ほど休憩し、そろそろ出発しようと思ったところでトイレ(大)をもよおし予定以上の滞在時間になってしまった。
●深谷 走行距離:76.3km 8:15着 8:25発
ちょっとしたアップダウンがあった(気がする)が、道幅が広いので大変走りやすい。天気も良く、快調である。
●富岡 走行距離:106.3km 9:40着 9:55発
埼玉県から群馬県に入り、昨年断念した富岡製糸工場跡地近くに到着。去年の苦い思い出がよみがえる。と同時に、また同じことにならないか?という不安が。しかし、そんな不安もなんのその、昨年断念地点を余裕でスルーする。やった。富岡の(俺敵)ジンクスを破ったぜ。
ここまで恐いくらい順調&ノントラブル。大きな落とし穴がなければいいけど。
●横川 走行距離:127.1km 11:15着 11:35発
相変わらず横川の釜めし屋さんは混んでいる。お昼時だからか。これから碓氷峠越えなので、ちょっと長めに休憩する。釜めしもガマンする。
●碓氷峠 走行距離:142.6km 12:40着 12:45発
碓氷峠クリア。この峠は勾配がゆるくて助かる。カーブの数がカウントされてる看板は目安になって、励みになる(C=184)。峠を下った後のコンビニで昼食したが、ノーカウントだったので割愛。
●上田 走行距離184.7km 14:20着 14:40発
碓氷峠からは下り&平地なので楽チン。とは言っても結構疲れてきた。17号は交通量が多いので車に注意。途中でリアメカの変速が調子悪くなった。が、ちょちょいと直して無問題。
●千曲 走行距離:205.3km 15:20着 15:40発
やっと200kmを越えた。ここからはいよいよ前人未到じゃなく自分初の300kmゾーンへ。さすがに疲れた。信号待ちで肩を回すことがおろそかになってきたのもこの辺からか? そのせいか首が痛いあ。一方、ケツ・ヒザ・ふくらはぎ等などの下半身は健在。まだ大丈夫。
●妙高 走行距離:259.2km 18:10着 18:40発
今回のコースの山場は2箇所。1つめは碓氷峠。2つめは妙高手前の野尻湖付近。で、200km以上走った後の登坂は想像以上にきつかった。上半身がガチガチに固まり、首を動かすのもままらない。登坂車線があってよかった。
野尻湖付近の登坂を終え、「後は直江津まで下るだけ。うまくいけば19時頃にはつけるかも。」と思ったところでパンクした。それがここ妙高。ボルトが突き刺さっていた。ぐはっ。
チューブの交換作業自体は問題ないが、疲れた体で作業をするのがめんどくせー。夜間走行が決定したことによるモチベーションダウンも手伝い、ダラダラと作業をする。「休憩も兼ねてるから」と自分に言い訳する。空気を入れるのがめんどくせー。8気圧までなんとか入れる。あー、だるい。
だいぶ暗くなってきたのでライト+フラッシャーを装着する。国道18号の路肩は砂やゴミやボルトや空き缶がゴロゴロ転がっている。明るければ目視で注意できるが、こう暗いと直前まで来ないと何だかわからない。必然的にスピードが落ちる。下りなのに30km/h台。ぐふぅ~。
どの辺か忘れたが前方に赤いフラッシャーがチカチカと見え隠れしているのに気づいた。明らかに自転車だ。地元のローディーだろうか? 追いつきたいが、すっかりヘロヘロの今の状況では無理しない方が良いと判断しマイペースで走ることにした。が、だんだんフラッシャーが近づいてきた。彼(彼女)もだいぶ疲れているのだろうか? リュックをしょっているのが分かるくらいまで追いついたところで信号にひっかかり、その後見失ってしまった。いずれにしろ、お互い気をつけなければ。
●直江津 走行距離:300.2km 20:10着
やったー、直江津到着。予定よりもだいぶ遅くなってしまったが、結果がよければ全て良しだ。実は、19:30頃には直江津市に入っていたが、宿の場所がわからず駅周辺をグルグルと走ってしまった。300.2kmは宿到着距離、20:10は宿到着時間です。
やっと目的の宿に着き、駐輪場に自転車を止めたところで、LOOK乗りがやってきた。リュックをしょっている。あっ、さっきの人だ。そう思った。この時は僕も疲れていたので「こんばんは」と挨拶だけして部屋に荷物を置きフロに入ってしまったが、フロから出たところで先ほどのLOOK乗りとバッタリ。で話をしたところ、やはり彼も関東からのツーリング者だった。しかも神奈川から来たとのこと。負けた・・・
さらに、明日は佐渡に行く予定だったらしい。が、ここまでの道程があまりにもしんどかったので佐渡行きはやめようかと思っているとのこと。「せっかくだから行った方がいい。僕も以前行ったことがある。佐渡はいいところだよ。」とやや上から目線でアドバイスをして分かれた。
思えば、同じ日の同じタイミングに同じ目的で同じ場所を走り、同じ宿に同じような時間に着くなんて、ものすごい偶然だ。この出会いを大切にすべきだったのかもしれないが、飯を食べてビールを飲んだら、速攻寝てしまった。
とにかく、7年越しの目標を達成でき、満足感と充実感に満ち満ちた夜なのでした。
本州横断1DAYライド - 東京~直江津300km [ 1日目]
本州横断1DAYライド - 東京~直江津300km [ 2日目]
本州横断1DAYライド - 東京~直江津300km [ 2日目]
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