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■3年越しの約束を果たしに仙台へ
前の会社で一緒だったM男。転職して結婚してやっと落ち着けると思ったら仙台転勤決定という憂き目にあったかわいそうな男。「いつか遊びに行くから。」と言いながら早数年。その間子供も生まれ、仕事も落ち着いてきた(?)という。
東京から仙台まで360kmくらい。GWの東京~直江津ツーリング後の新たな挑戦にするのに丁度いい。さらに9月にまとまった有休をとって海外旅行に行く予定だったので、帰国後の土日を使っていくことに決定!
休暇中の海外旅行は万時予定通り、最高に楽しい休日を過ごすことができた。現地の天候は良く、季節外れの日焼けで真っ黒になって帰ってきた。しかし、ここで予定外の展開が。
なんと台風が関東に接近してきたのである。帰国翌日は家で休み、翌日深夜に出発する予定だったのですが・・・
10分ごとにYahoo天気予報で台風の動きをチェックしてみると、どうやら関東地方は午前中には通過する様子。台風一過でほっと一安心と思っていたら、その後東北地方にゆっくりと北上するらしい・・・ これから行くところなのに。。。うーむ。
僕は雨が大嫌いだ。基本的に自転車乗りで雨が好きな人はいないと思うが、レース目的の方は「雨中走行の練習」と割り切って雨の日も乗る人はいる。僕はレース目的はなく、楽しく自転車に乗りたいだけなので、雨の日はできる限り避けている。
しかし今回は。。。このチャンスを逃したら次はいつチャンスが来るか。直江津の時もそうだったが、300kmを超えるツーリングは気力・体力・タイミン グが大事だと思っている。天気や体調などの要因も大事だが、自分のモチベーションをいかに高めるかが成否をわけると思う。モチベーションのピークを実行日 にあわせるのだ。
今回もそうしただけに、決行するかしないか大いに悩んだ。
天気予報を見ながらどうするか考えていると、翌日の東北地方の降水確率が30%台に。これならなんとか行けそうだ。この時19:00。この後しっかり睡眠をとり、AM1:30に起床。とりあえず関東地方は雨の心配はないことを確認して、AM2:00にいざ出発!!
■東京~白河
●東京出発 走行距離:0km 2:00発
早朝というより深夜の時間帯。当たり前だが真っ暗。ちょっと肌寒いくらいだったのでウィンドブレーカーを羽織る。まずは17号で浦和まで行き、そこから越谷へ向かう。深夜の17号はガラガラで走りやすい。暴走トラックもいるので、それだけは要注意。
●越谷 走行距離:29.0km 3:15着 3:20発
17号から4号に向かう県道を間違え、ちょっとタイムロス。全体に影響を与えるほどではないので問題なし。交差点角のカラオケボックスからは歌声が思い切り漏れ聞こえている。元気だなー。
ある交差点の信号待ちの時、明からに暴走系の車複数台と並ぶ。こっちを見ているように見えるが、顔は正面をキープする。信号が変わったが下を見て気づかないフリをし、暴走系の車を先に行かす。ふぅ、無事クリアできたようだ。さすが埼玉、こわいぜ。
●五霞 走行距離:53.0km 4:20着 4:35発
新4号バイパスを北上し、五霞の道の駅で休憩。コンビニと違って、道の駅は真っ暗。自販機だけがこうこうと光っている。あたたかいコーヒーを飲んで休憩していると、若者3人組みが大声で話しながら歩いていった。こんな時間に何やってんだ? って、向こうも思ってるんだろうな。
●石橋 走行距離:95.0km 6:15着 6:25発
古河のあたりで夜明けを向かえ、栃木県石橋までやってきた。この時間になると辺りはすっかり明るい。どんより曇り空だけど、雨は大丈夫みたい。
●宇都宮 走行距離:106.0km 7:00着 7:25発
宇都宮に着いたところで朝食のため、小休止。宇都宮までは何度もきたことがあるので、特に感慨なし。あくまでも通過点だとあらためて確認する。ちなみに奥さんの実家が宇都宮。ちょうど実家に帰っている奥さんにメールをした。もちろん返事はなし。
●矢板 走行距離:136.0km 8:55着 9:20発
コンビニでトイレ(大)休憩だけのつもりが、外に出たら雨が降ってきた(泣) しばらく待っていたが、小降りにはなったが止みそうには無い・・・ ウィンドブレーカーを羽織り、しぶしぶ出発。
●那須塩原 走行距離:161.0km 10:30着 10:35発
降ったり止んだりを繰り返しながら、断続的に降り続ける。那須塩原で結構な激しさに。たまらず歩道橋の下で雨宿り。ここで、中止するか先に進むかかなり悩んだ。すでに全身ずぶぬれ。この先もっと激しくなったらかなり危険だ。うーんと悩んだが、もう少し行くことにした。
●白河 走行距離:187.0km 12:55着 13:45発
那須塩原から白河までの上り坂はしんどかった。。。
雨は降ってるわ、トラックの水しぶきはかかるわでテンションかなりダウン↓
地道にコツコツ上る。
やっとクリ アして下りが始まったら、今度は寒くてたまらない。高度もあるし、前進濡れてるしでガクガクブルブルの寒さ。たまらず途中のジャスコに入って、Tシャツと 靴下(2足)とお弁当を購入。濡れた服を着替え、あたたかいお弁当を食べる。
はぁ、生き返る。そろそろ行かねばと思いながらも腰があがらず、グダグダと長 居してしまう。進行方向の空が少し明るく、雨が小降りになったところで気合を入れて出発。
■白河~仙台
●郡山 走行距離:223.0km 14:15着 14:30発
Tシャツを着替え、靴下を履き替えたので長い下りも快適に。雨もあがって元気100倍。ガンガン走って郡山まで。このまま仙台まで行ければいいなぁ。
●福島 走行距離:273.0km 16:45着 16:55発
もうすぐ17時。残り100km弱。明るいうちに着きたかったがどうやら無理そうだ。ちょっとがっかり。前半の雨が響いてしまった。
●白石 走行距離:305.0km 18:30着 18:40発
また雨が降ってきた。これから最後の登坂なのに・・・ 直江津の300kmを超え自己記録を更新したが、それを喜ぶ余裕もなし。だいぶ暗くなってきたのでライト+フラッシャー装着。上りに臨む。
●大河原町 走行距離:324.0km 19:50着 20:05発
白石の登坂を終えたものの、もうぐったり。しんどい。連絡が無いことを心配したM男から電話があり「そこからまだ結構ありますよ。迎えに行きましょうか?」 と言われる。心揺れ動くが、男らしく自走で完走すると伝え、退路を断つ。夕飯を一緒に食べる予定だったが、残念ながらここでこの時間ではムリだ。とりあえ ず、ここまで来たのだからしっかり完走したい。
●仙台 走行距離:362.3km 22:15着
仙 台市に入った!やったーと思ったら、そこから駅前に向かう道を間違えてしまった。
妙に車線が広いし、車が多いなぁーと思ったら、やっぱり間違えてた(泣)
途中 でおまわりさんに場所を聞いたけど、なまってて何を言っているか半分くらいしかわからない・・・ わかったふりしてすみませんでした。
M男からまた電話があったので場所を伝えたが、やはりよくわからないようだ。うーむ。
いいかげん宿に入って風呂に入って、ビール飲んで寝たいのに。
電柱の番地と地図を見比べながら同じようなところをグルグルグルグル。1時間以上宿を探してやーーーっと到着できた。その時のうれしさったら表現できません。
外にご飯を食べに行く気力もなかったので、コンビニで夕食と翌朝の朝食を買ってチェックイン。速攻風呂に入って部屋でゴロリ。ここでやっと生き返った。 なんてつらい一日だったんだろう。で、こんな日程を選んだ自分をうらんだ。晴れていればこんなに苦労することもなかっただろうに。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
明けて翌日、小振りですが雨が降っています。本当なら松島を軽く回ってから帰ろうと思っていたのに、これじゃムリです・・・ それ以前に、今日はもう自転車に乗る気がしないし。
とりあえず駅前に向かい、昼休みのM男と合流し、仙台と言えばの牛タン定食をいただきました。僕の方が年上なのにおごってもらってしまいました。
ありがとう。
そこからは直江津の時からクセになったローカル線の旅で帰宅。山の中を電車
で走るのは、自転車と違ってコレはコレでやっぱり楽しい。結構寝てたけど。
ということで、最悪の条件でしたがなんとか目的までたどり着くことができました。今度は天気がいい時に仕切りなおししたいです。次は七夕まつりのタイミングか?
東海道中1DAYライド |
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初ロングライド 富士山2000 |
関東甲信越
(ちなみに僕は、「東京より下」と「東京から群馬くらい」と「群馬以上」で3分割して使ってます)