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■闇夜の富士山はこわいよ~
石割の湯を出たら山中湖畔のロイホで夕飯。ガーッと下って、あっという間にスタート地点の富士浅間神社に到着しました。ここから自転車+徒歩で登るのですが、つらいことこの上なし。。。街灯なんかあるわけも無く、自転車のライトだけが唯一の明かり。最初は幅広だった舗装道路も気がつけば凸凹だらけの狭い道に。登山道なので、もちろんずっと上りです。
自転車押しつつ、えっちらおっちら登っていくと、突然明かりが見えて来ました。どうやら、やっと中の茶屋に到着したようです。このとき0時10分。
その看板には「5合目まで3時間40分」と書いてあります。ならば夜明け前に5合目につくかと思ったら、もちろんそんな上手くいくわけも無く。。。
中の茶屋を越えてからは、ずっと山道です。うっそうと茂る山道を、自転車を押して進みます。頼りは自転車のライトと月明かりだけ。他に通る人などあるわけも無く、2人で黙々と進みます。(すでにしゃべる余裕がありません。)どこまで続くのか全く見えない道をぽつぽつ歩くと、やっと登山道入り口に到着しました。入り口横にちょっとした駐車スペースがあります。そこに自転車を止め、荷物を若干整理します。少しだけ身軽になっていざ登山開始です。
ここからいよいよホントに登山開始ですが、これがまたこわい、こわい。マジこわい。
真っ暗だし、湿っぽいし、遠くで何か鳴いてるし。こえ~よ~。あんまり怖くて写真も撮れなかった。何か意図しないものが写っちゃったらイヤだし。
後ろでガサッって音がしたとき、思わずU山さんの腕にしがみつきそうになりました(笑)
ただですね、すごいと思ったのは、そんな状況の中でも2人とも寝てたってこと。
ちょっと休憩するとカクッと落ちる。で、寒くて起きる。疲れて休憩する。で、カクッと落ちたら寒くて起きる。そんな体に悪そうな休憩を繰り返すこと幾度。3合目を過ぎた辺りで休憩した時は、起きたら日が昇ってて周りが明るくなってました。
そこからは、あっという間に5合目に到着。う~ん、すがすがしい。足元が見えるって大事ですね(当たり前か)それから、何とか5合目っていうのがいっぱいあって、どれがなんだかわからなくなってしまいました。
何とか5合目をいくつも過ぎ、6合目まできたところでタイムオーバー。これ以上行くと、今日中に戻るのが難しくなります。残念ですが、結局頂上は断念。 6合目で記念撮影し下山することにしました。ふもとからの登山はこれが初挑戦だったので、まぁまぁ良しでしょう。
ちなみに下山もちょーしんどかったです。こんな道を登ってきたのかと思ったら、「僕たちってすごい」って思いました。上りは暗くて恐かったですが、明るくて先が見えてたら果たしてここまで来たかどうか・・・微妙ですね(笑)
下山後はまだ時間があったので、川口湖畔の日帰り温泉「天水」へ。ここではゆったりのんびりくつろげました。ふ~、極楽極楽。
時間も程よく過ぎたところで今宵の宿へ向かいます。川口湖畔の民宿でがつんと夕食頂き、ビールを飲んで疲れをいやす。
U山さんはここでもすぐダウン。ちなみにこのとき19時半。(早いよ!)ここまでろくに寝ないで自転車をこぎ、登山をしたので仕方ないか。
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