碓氷峠と峠の釜めし [ 3日目]

■夜の軽井沢は怖いです

立体交差の高架下で、軽く寝てAM3:00頃。まだまだ眠いけど、とてもじゃないけどこれ以上は寝られないので、暗闇の中を出発することにしました。昨夜ほどではありませんが、まだ小雨が残ってます。

ちなみに、夜の軽井沢は怖いですよ～。
人はもちろん車もほとんど通らない。街灯はまばら。セブンイレブンは閉まってる（！！）ぼんやり明るいのは自販機だけ。アウトレットショップの回りなんて、なまじ整備されてるから妙に無機質で余計怖い。
と、こんな感じです。

とりあえずあったかいコーヒーが飲みたいのに、どれもこれも「冷たい」ばかり。お盆ですからね。そりゃそうでしょうよ。しかし、体が芯から冷えてるので、ここであきらめるわけにはいきません。
小雨に打たれながら自販機探すこと15分。やっと「あったかい」を見つけた。ふぅ、生き返るぜ。

コーヒーを飲みながら、今日のルートを検討します。東京に帰らねばならないので、18号に戻って高崎回りにするか、299号に出て秩父回りで帰るか。どっちでもかまわないのですが、僕は埼玉出身なので、気持ちだけでも気心知れた土地に早く帰りたいということで、埼玉回りルートに決定しました。
 「では299号に出る道へ向かいましょう」と出た。はずなのに、気がついたら碓氷峠入り口に！！つまり、元来た道に戻ってました。
真夜中の碓氷峠入り口は真っ暗で吸い込まれそう。こえーよー。あわてて引き返して正規ルートへ。でも、 暗さ、怖さ、走りにくさはどっちもどっちって感じ。相変わらず雨は止まないし。ホント最悪でした。

ということで写真なんか撮ってられません！

■まさかまさかの涙の一夜！？

まだまだ止む気配の無い雨の中、軽井沢～下仁田間の和美峠をびびりながら下る下る。
県道（？）なので道が細いです。坂もかなり急です。そして暗いです。ということで、ものすご～く疲れます・・・ 腕も痛いし、首も痛いけど、それより何よりいつまで続くのか先が見えないって、必要以上に気が滅入ります。

やっと空が白ばんで来たころ、国道254号に合流。おまけにコンビニがあるっ！！いやー、うれしかったなぁ。
299号の予定だったけど、この際どっちでもOK。254号もなじみあるし。夜が明けるのと同時に雨も上がって万々歳。 カップラーメン食って、ご満悦。
さぁ、いざ東京へ。

日が昇ると、昨夜の雨がウソのような晴天です。今日はほとんど下りなので、精神的にもかなり楽です。
8時頃には涼しい山道も終わって、徐々に町らしい風景に変わってきました。と共に日差しが強くなってきました。ということで、下仁田の道の駅で休憩です。

人も車もまだいない。もちろんお店も開いてない中、軽く休憩のつもりでちょっと横になったら、ぐーぐー寝てしまいました。気がついたら30分くらいたってて我ながらびっくりです。
やっぱり疲れてたんですね（笑）

群馬から埼玉に入って、だんだん車も増えてきました。ただし、車道が広いので、まだ走りやすいです。適当に休憩入れつつ、タフマンでドーピングしつつ、荒川の流れを眺めつつ、走るのだ！！

東松山の辺りは、たんぼばかりで日陰が無いのがつらかったデス。
ちなみに道の駅では僕が寝たけど、東松山のスーパー前ではU山さんが寝てました（笑）今回の旅は宿に恵まれなくて、まともに寝れなかったから、当たり前ですね。
年をとると寝不足はこたえマス。








なんだかんだと走りに走って、やっと所沢までたどり着きました。今朝の4:00頃から走ってきたから、明るいうちに帰れました。思えば、明るいうちに帰れるのは初めてです。

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相変わらずの無計画旅で、今までに無くきっつい旅だったけど、これはこれでアリかと。野宿も経験して、精神的にさらにパワーアップしたし。
もう一度やれって言われたら断るけど（笑）
宿はちゃんととりましょう。

 次は・・・1合目からのリベンジ富士山か無謀な乗鞍か。あ、輪行も候補に入れときましょう。
ということでまた次回です！！

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