1合目からの挑戦 - 富士山2004 [ 1日目 ]

■今年は１合目から富士登山

はい、始まりました。いつもの旅。

2人とも前日仕事で、朝5時集合。眠いです。 いつも通り、”どうせU山さんは遅刻だろう”的観測でのんびり行ったら、なんとびっくりいましたよ！僕より先に！！
聞けば5時5分前についていたそう。 自転車旅初の快挙です。いやな予感がします。
ともあれ、軽く屈伸してしゅっぱ～つ！

■いやな予感がスバリ的中

出発時から雲が多かったけど、どんどん暗くなってきました。そして、八王子あたりから雨、雨、雨。高尾につくころにはかなりのどしゃ降り。いくら箱根旅で免疫がついたからって、そりゃないでしょう．．． これもU山さんがありえないことするからです。
津久井についたことにはやんだからよかったけど。

最短で行くなら甲州街道をひたすら走れば良いのですが、このルートは何度も走り済みなのでつまらない。ので、今回はルートを変え相模湖から津久井方面に抜け、道志みちで山中湖に向かうことにしました。 が、これがあとで大変なことに．．．
 以前富士山に登ったときは帰りに道志みちを使いました。その時はほとんど下りで気持ちよかったなぁ。ん？ということは、行きに使うと・・・そうです。そうなんです。ほとんど上りっぱなしなんです。何で気がつかなかったんだろう・・・

ということで、いやー、きつかった。死んだ。このルート二度と走らない！！
当たり前だけどいつまでたっても上り坂。緩急ついた坂道が延々と続きます。越えたと思ったらまた上り。もうぐったり。U山さんに遅れること数十分。僕はバテバテ、道志村につく前に途中で下車して押しました。すみません、おまたせしました。
さらに道に倒れこんで横になったら、気づいたら道端で寝てた（驚）。そして、自分のいびきで起きた（笑）かな～り、きてます。ちなみにその時U山さんは、たべばー（総務の40代おねえさま）に電話してた。

寝起きの体にムチ打って進むと、やっと道志に到着。道志川沿いのドライブインで月見そばをいただきました。そばが出るまでの数分のうちにここでも寝てしまいました。仕事明けで朝3時半起きですよ。そりゃもう眠いですｚｚｚ
そばに加えてアイスでカロリー補給。長めの休憩を取ってから、気を取り直して再出発。が、食堂からいきなり激しい登り坂。。。ので、最初から自転車乗らずに押して歩きました。。。ダメだこりゃ。

少し進むと、一度は上がっていた雨がまた降ってきました。しかも激降り。夕立の勢いでだーだー降ってきましたた。もう、ここまで来ると笑っちゃいます。
土砂降りの中をしばらく進むと、先行してたU山さんが小屋で雨宿りしてました。うまいところを見つけたもんだ。30分くらい待ったら小降りになってきたので、気を取り直して再々出発です。







この雨宿り後からは、何故か立場が逆転しました。
月見そばを食べ、短いながらも仮眠を取った僕はぐんぐん進む。対してU山さんは、ケツが壊れ、股関節が壊れ、ヒザが壊れの満身創痍。上り坂の男も下車して押した。かなりヘロヘロ。
雨は降ったりやんだりでどうにもなりません。U山さんは途中のコンビニでなつかしの半透明カッパを購入。短パンにロングなカッパは変態ぽかった。バカうけ。

道志出るときは「あと43kmかぁ、2～3時間くらいですかね」なんて言ってたのに、山伏峠まで結局5時間くらいかかった。そのくらい雨と坂がきつかったということです。U山さんが歩くくらいですからね。
とにかく山伏峠ありえないきつさ。二度と走りたくないぜ。

山伏峠を越えたら、あとはずっと下りです。
当初の予定では河口湖畔の日帰り温泉でしたが、すでにかなりの予定時間オーバー。こうなったら仕方ない、どこでもいいやということで、最寄りの温泉「石割の湯」にゴー。 700円とリーズナブルなのがグッド。でも21時までなのが減点。着いたのが18時半くらいだから3hも無い（涙）
泣き言いっても始まらないので、とりあえずお風呂に入ってちょっと横になって、いよいよ富士山に向かいます。

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